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 耳かきに付ける白いフワフワはなぜ梵天(ぼんてん)と呼ばれるのか?
耳かきによく付いている白いフワフワ。ご存知の方も多いと思います。
通称、梵天(ぼんてん)もしくは凡天(ぼんてん)と呼ばれるものです。

梵天は水鳥の羽毛を糸で束ね、それを接着するなどしたもので、膨らんだときの最大径は35mm程度。
耳掻きの仕上げに、耳に差し込んで軽く拭うなどして用いらます。

でも「ぼんてん」って何でしょうか?

梵天という言葉の由来は、大元はヒンドゥー教のブラフマン(梵)にあります。
仏教では守護神の一神が梵天と呼ばれます。

しかし、これは梵天という言葉の発祥であって、耳かきの白いフワフワに結びつくものではありません。

直接的に耳かきのフサフサと「梵天」という言葉の結びつきとして有力なのは、修験者が着用する梵天袈裟(ぼんてんげさ)からとされます。
これは耳かきの梵天と同様、綿帽子状のふわっとした房が左右に2つずつ付いており、形状だけでなく材質や肌触りなども近いです。
したがって、梵天袈裟の形状と似ていることから耳かきのフワフワもそう呼ばれるようになった、というのが最も有力な説です。
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